ハーブガーデン作業日記
*2024年1月~2月編*

スタッフ家田です。引き続きガーデン作業の様子をお伝えしていきます。

1月16日(火)

年明け初めての作業日の今日、お天気も良く、スッキリと明るいガーデンが迎えてくれました。スナップエンドウが元気に育っています。スナップエンドウ

鉢植えのミントの根が土の上に出てしまっているので、少し増し土しようと腐葉土を掘りにいきました。腐葉土は霜柱が立ってカチカチになっていて掘り出すのに苦労しました。ミントに3~4センチほど増し土しました。

ガーデンスタッフが揃ったのでガレージの剪定枝の整理作業の開始。まず先月剪定した新しい枝は種類ごとにとりあえず大きなビニール袋に入れて外に出しました。次に1年前以前の剪定枝などを奥からすべて出し、一部保存するものを除き、枝は薪置き場へ、葉や細かい枝は新しいコンポストへ。この新しいコンポストというのは、木を移植後にできた穴です。ここに古い葉やドライフラワーをどんどん放り込んでいきました。1年すればよい腐葉土となることでしょう。新しいコンポスト

休憩時間に、Tさん考案のクルミの鈴(お飾り)を制作しました。半分に割って中身を出したクルミの中にムクロジの種を入れ、紐を挟み込んで再びボンドで貼り合わせるだけ。カランカランと素朴な音がします。クルミの鈴づくり

クルミの鈴

Tさんは、古くなったレモングラスの葉で「ゴザ」のようなものを編んでコンポストの目隠しなどに使うことも考えついていました。「もったいない」から生まれるアイディアの宝庫のような方です。クルミの中身は食べました。生のままでとても美味しかったです。

1月24日(火)

昨夜の雪でガーデンは湿っていましたが、水はけがよいのでぐしょぐしょにはなっていません。

夏みかんには水滴がついてなんだか美味しそうにみえました。昨年収穫適期を逃して春ごろに収穫したら中がパサパサになってしまっていたので、「今年は早めに!」と今日の収穫になりました。3~4個を残して収穫…約25個。1つ味見してみたら、酸味はありますがジューシーで美味しかったです。皮も瑞々しくしっかりしているので、ピールを作ってみようと思います。ナツミカン

大根を3本ほど掘ってみました(社長はときどき掘ってお料理に活用されているようです)。思ったより小ぶりですが美味しそうです。2種類あるのですが、掘り出してみても大蔵大根とおでん大根の違いはあまりわかりませんでした。

1月30日(火)

ウィンターハニーサックルが白い可憐な花を咲かせ、芳香を漂わせています。ガーデン内はさびしいですが、「冬知らず」(小型のカレンデュラ)が咲いているのを見つけました。カレンデュラ'冬知らず'

畑では、菜の花が咲き始めています。菜花類は、秋にいろんなところに生えてきたのを一カ所に集めて植えたもので、見たところ、何種類か混ざっているようです。交雑しているものもあるかもしれません。ハーブガーデンの菜花類

ガレージで、3月頃から蒔けそうな種を確認しました。ナスタチウムの花の種が3つもあったので、これでナスタチウムの苗をたくさん作って、ハーブの寄せ植えなどに活用できたらよいなと思いました。

2月8日(木)

木曜日。朝は冷え込み、9時半でもまだ地面には霜柱が残っていました。
クリスマス前につくったリースを外しました。

以前からスタッフTさんSさんが「あるといいねー」と話していたガーデンシュレッダー 。最近になって、なんとガレージに眠っていたことがわかり(社長がいつか使おうと数年前に買っていたらしいです)、今日初稼働を迎えました!

説明書を見ながら組み立て、12月に剪定した枝を持ってきて作業開始!次から次へと枝が吸い込まれていき、どんどん砕かれていきます。クスノキや月桂樹の枝を入れた時はとても良い香りが漂ってきました!自分の心の中にわだかまっていたこともすべて砕かれていくようで、なんだかスッキリし、また香りで浄化されたような感覚になりました。ガーデンシュレッダー

できたチップは園路周りや畑の畦に敷き詰めました。剪定枝チップ

剪定枝は、色形や材質の良いものは砕かずにクラフトに使ったり、香りのよいものは種類別に砕いてチップにしたものをお香のように焚いたり、サシェに入れて楽しんだり、いろいろと使い道がありそう、と構想が膨らみました。お庭の「手入れ」で終わらず、収穫したものや剪定したものを活かしていくことにも、今後は力を入れていけたらよいなと思います。

2月16日(金)

今日は、販促事業部スタッフ数名で冬のガーデンツアーを楽しみました。クリスマスローズ

ガーデンの散歩

“ファミリーガーデンエリア”から入って、ウメ、クリスマスローズ、池のメダカなどを楽しんだ後、奥のガーデンへ。ウィンターハニーサックルやロウバイの香りなどを楽しみ、救民妙薬のエリア等々をめぐり、そのあと畑でダイコンとコマツナ他菜花類を収穫。

ダイコン収穫

最後は少し早めのジャガイモ植え付けをしました。ジャガイモは社長の自宅キッチン(!)で芽が出てきてしまったもの数種混合です。肥料としてバッドグアノを入れ、2列植え付けました。

※後日記※ スタッフYさんが、収穫したダイコンでナムルを作った(鶏ガラスープの素とごま油とにんにくとお酢で作ってみました!辛味もあるけど甘みもあって美味しかったです)とのことでした。私はダイコン葉ジャコを作りました。ダイコンのナムル

 

2月27日(火)

今日は、春一番ならぬ春二番?の冷たい風が「ビュオオオーーー」と吹き荒れる日でした。

3月の社長のブログ「SACHIYO’s Herbal Garden recipes」で紹介するハーブ、オオバコの様子を見に行くと、タネを付けた状態で地上部が枯れ、しかし根元から柔らかい新芽が出てロゼット状になっていました。たくましく冬を越す多年草でもあり、タネは足の裏などに引っ付いてどんどん増えていく、ということで生命力繁殖力のすごい植物なのだなあと思いました。そしてハーブとしての効能もすごい、ということも再認識しました。オオバコ

コーンフラワーの発芽の数が少ないような気がします。土が適していないのでしょうか。5月には群生している様子がみたいのですが。
秋に植えたルピナスが(だいぶ消えてしまった…とガッカリしていたのですが)、4株ほど、とても小さい姿ではありますが冬を生き抜いていました。温かくなってぐんと大きくなってくれればうれしいです。

「ワイワイハーブサークル」のスナップエンドウも元気に成長してきているので、細めの枝(ユキヤナギなど)と蔓をつかって、オベリスクなる円錐形の支柱を2つ作り付けました。意外と苦戦し、思ったよりもナチュラル感あふれる仕上がりとなりました(笑)。エンドウのツルで覆われてくればいい感じになるでしょうか。剪定枝で作った’オベリスク’

こぼれ種から発芽したと思われるパクチーをみつけ、うれしくなりました。パクチー

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