大きな実には栄養がたっぷり『カボチャ』
▲カボチャの花、葉。
夏の暑い時期に実りを迎え、収穫から2~3ヶ月保存できるカボチャ。日本でも古くから食されてきました。カロチンのほか、ビタミンB1,B2,Cなどのビタミン類が多く含まれる栄養豊かな食材です。
▲カボチャの実。夏から秋にかけて旬を迎えます。
果肉部分は糖尿病対策食品としてオススメです。すい臓の働きを助け、全身に活力を与えてくれます。虚弱体質の方にもオススメです。
また、カボチャの種はグルタミン酸が多く、胎児の細胞に大きな力になり、脳育の助けになります。また、前立腺肥大予防などにもよいとされています。
バターの風味でまろやかに
カボチャの豚バラ巻き
<材料>
カボチャ 300g
豚バラ肉 150g
塩コショウ 少々
バター 大さじ2
酒 大さじ2
<作り方>
カボチャは5ミリの厚さになるようにくし型にきり、豚バラ肉を巻いて塩コショウ少々をふります。
フライパンにバターを熱し、下ごしらえしたカボチャの肉巻きを、肉の合わせ目を下にして並べます。
焼き目がついたら裏返して酒をふり、蓋をして弱火で7〜8分蒸し焼きにします。
お好みで醤油や焼肉のタレなどを少々かけても美味しいです。
参考文献
「食品図鑑」女子栄養大学出版
「食品の辞典」朝日出版社
「自然治癒力を引き出す野草と野菜のクスリ箱」東城百合子著、三笠書房
著
鈴木さちよ
監修
管理栄養士 坂本禮子