生命力旺盛な青葉『アシタバ』
庭で野草させて利用できる便利な和ハーブ『アシタバ』
八丈島原産の多年生草本。西洋のハーブ、アンジェリカの近縁種です。
▲アシタバの若葉
▲左上から:クコ、ヒメウコギ、サンショウ 左下から:ギョウジャニンニク、タラ、アシタバ
若葉をつんだ翌日には芽が出るところから「明日葉(アシタバ)」の名前がついたと言われています。発育が早いため強壮剤として利用されます。実際、根を掘り上げて朝鮮人参の代わりに利用したとも言われています。
葉茎を切った時に出る黄色の汁にはフラボノイドという抗酸化作用がある成分が含まれています。毛細血管を丈夫にし、動脈硬化や高血圧予防に良いとされています。
この時期は山菜や野草の若葉が芽吹きます。滋養強壮に良いと言われており、集めて食することができます。
▲アシタバなどの野草でつくる新芽ごはん、アシタバのおひたし
春の野草を味わう、季節の混ぜごはん
アシタバなどの野草でつくる新芽ごはん
<材料>
野草の新芽(アシタバ、タラ、クコ、サンショウ、ヒメウコギなど) 適量
ギョウジャニンニク 適量
ごはん 適量
塩、すりごま お好みで
<作り方>
①アシタバなどの野草の新芽を、塩を少し入れた湯でさっと茹でます。
②水気を切って細かく刻み、炊きたてのごはんに混ぜていただきます。
お好みで塩やすりごまで味を整えても良いです。緑鮮やかな野草の新芽ごはん、青い若葉の味は他では味わえない一品です。
栄養満点!春の野草ドリンク
アシタバの青汁ジュース
ジューサーに生のアシタバとりんご、水を加え、混ぜます。好みでレモン汁やはちみつを加えても美味しくいただけます。
アシタバの青汁(ジュース)の出来上がりです。
参考資料
『食品図鑑』 女子栄養大学出版部
『料理の辞典』 朝日出版社
『食材小事典』 家の光協会