のどバリアを鍛えて、冬を元気に!

空気が乾燥する冬は、ウイルスが活性化する時期。
また数年続いたコロナ対策の影響で、体の免疫⼒は弱っているとも⾔われ、
すでにインフルエンザをはじめ、さまざまな感染症が流⾏っています。
今回は、冬を元気に過ごすカギを握る「のどバリア」についてご紹介します。

ご存じですか?「のど」バリア

のどは体の防衛隊の最前線。
私たちの体にはもともとウイルスなど異物の侵⼊を防ぐ防御機能が備わっています。
特に「のど」などの気道内にある粘膜は、呼吸とともに⼊り込むウイルスが体内に侵⼊するのを防ぎ、洗い流してくれる頼れる味⽅。
粘膜には「線⽑」と呼ばれる微細な⽑が⽣えていて、⼩刻みに動いています(線⽑運動)。
粘液がキャッチした異物を、いわば運動会の⼤⽟送りのように腺毛が動き、咳や痰とともに体外へ排出してくれるわけです。

のどバリア。腺毛と粘液

ウィルスや細菌などを粘液が包み込み、腺毛が動き排出してくれる

のどバリアを強化するには?

のどの線⽑は「寒さ」と「乾燥」が弱点なので、温めることと潤った状態を保つことが何より⼤切。また、「のどに違和感がある」「のどが痛む」などの炎症サインに気づいたら、早めの対処を⼼がけましょう。

 

ティータイムに抗菌作⽤のある飲み物を

ハーブティー

ハーブの作⽤はさまざまですが、ウイルス対策には、粘膜を保護したり、抗菌作⽤を持つハーブがおすすめです。飲むだけでなく、濃いめに煮出してうがいするのも。

 

抗菌作⽤で選ぶなら

『エキナセア』
くせのない飲みやすいハーブティーです。
天然の抗⽣物質とも⾔われ、抗ウイルス、抗菌作⽤を持つとされており、
免疫力アップの効能もあるといわれています。

『緑茶』
緑茶に含まれるカテキンも抗ウイルス、抗菌作⽤で知られています。
免疫力を強化するといわれているビタミンCも含まれています。

『タイム』
”のど不調時のファーストチョイス”とドイツで呼ばれているハーブ。
痰を取り除く作用もあるといわれています。

 

 

のどのイガイガ、かゆみには

『エルダーフラワー』
のどの粘膜に働きかけ、のどの違和感を緩和する作⽤があるといわれています。
エルダーフラワーのコーディアルを、お湯や温めたリンゴジュースで割って飲むのもおすすめです。

『マロウ』
粘膜を保護する働きがあり、のどや胃の粘膜を保護してくれるといわれています。
酸性になると色が変わる性質があるため、レモン汁を少しずつ垂らすと、色の変化が楽しめます。はちみつレモンのスライスを入れるのもおすすめです。

『カモミール』
のどの炎症を抑え、痛みを緩和する作用があるといわれています。
香りが苦手な方はミルクやはちみつを入れると飲みやすくなります。
体を温め、リラックスする作用があるので、就寝前に飲むのにも適しています。

 

 

⼿軽にできるハーバルスチーム

ハーバルスチーム

ハーブの蒸気を吸うハーバルスチームは、お湯を注ぐだけででき、ハーブの香りでリラックスできます。フレッシュのハーブが無い場合は、代わりにドライハーブや精油を使用してもOKです。

【ハーバルスチームの方法】

① 洗⾯器などにお好みのフレッシュハーブを⼊れ熱湯を注ぐ。

② お湯の上に顔を置き、バスタオルなどで洗⾯器ごと覆い
そのまま⽬を閉じて⿐や⼝から蒸気を吸い込みます。

③ 1分ほど吸い込んだら終了。残ったお湯は⾜湯などにしても。

※熱湯を使用するため火傷にお気をつけください。

 

【ハーバルスチームにおすすめのハーブ】
◎殺菌効果に:オレガノ/タイム
◎喉の違和感の緩和:ローズマリー/カモミール

 

 

※タイム:妊娠中、授乳中、高血圧の方は長期の使用、多量の使用を避けてください。
※エキナセア、カモミール:妊娠中、授乳中、キク科アレルギーの方は使用を避けてください。