ハーブガーデン作業日記
*2025年12月編*

スタッフ家田です。ハーブガーデンでは冬越しの準備が進み、地上部はどんどんスッキリして、一年の内で最も高度が低くなった太陽が神々しく落ち葉や木々を照らしました。ガーデン作業はこれでひと段落し、あとは春の芽吹きを待つばかりとなりました。

12月4日(木)

最高気温9℃、晴れ少し雪

ガーデンに来るたびに、枯れたり徒長したりしていた地上部が整理されていて、清々しい気持ちになります。
今日は東海村は初雪だったのか、ほんの一時でしたが午前中小雪がちらつきました。

霜が降りる前にとショウガを収穫。Tさんいわく、今年は農家さんのショウガが不作ぎみとのことですが、ハーブガーデンのショウガは(プロの農家でないものが初めて育てたにしては)まずまずの出来のようです。私はショウガの収穫は初めてで、周りの土をどけていくと、ところどころほのかにピンク色がかった美しいクリーム色のショウガが出てきて感動しました。掘りたてのショウガは風味が爽やかで最高でした!

近江生姜

近江生姜

小生姜

小生姜

遅ればせながら、サツマイモなどが植わっていた畝にコマツナとシュンギクを種まきしました。

また、ヤーコンの茎の下についていた塊茎(ポコポコと膨らんた部分)を「種イモ」として畝に戻す作業がありました。塊茎は、ポコポコしている部分を、適宜に分けて(一芽ごとに)、植え付けます。しばらくガレージに保存してあったので乾燥してしまっていました。土が凍るようなとても寒い地方では土の中では越冬できないそうですが、ハーブガーデンではいつもそのまま埋め戻しています。乾燥する前に(収穫してすぐ)埋め戻した方がよかったようです。

ヤーコンの塊茎植え付け

ヤーコンの塊茎植え付け

ヤマブドウのつるを土台に、本社スタッフTさんとクリスマスリースを作りました。リースに使えそうな常緑の葉と赤い実をつんで、ヤマブドウのつるで作った土台にワイヤーで固定しました。なかなかセンス良く作るのは難しいです💦

リースの材料集め

リースの材料集め

リースの材料集め

クリスマスリース

完成したクリスマスリース

12月11日(木)

最高気温14℃、曇りのち晴れ

昨日は、社内の交流イベントがあり、ガーデンで採れたハーブを使ったキャンドルづくりが行われました。色とりどりのドライハーブたちを思い思いに型に詰めて、蝋を流し込みます。びっくりするほど皆ちがう作品になり、お互いの個性を発見できて楽しい体験になりました。そして、あらためてハーブガーデンのハーブの多様さとそれぞれの美しさを再確認する場にもなりました。

ハーブキャンドルづくり

完成したハーブキャンドル

今日はガレージに干してあるハーブたち(ヨモギ、レモングラス、ヤーコンの葉、エビスグサ、ハトムギ等々)を取り込んで保存袋に入れる作業をしました。クラフトの素材に、入浴剤に、お茶にと活用されます。ヤーコン茶ははじめてで、どんな味か楽しみです。エビスグサの種を莢から出す作業をしましたが、先日ある程度選り分けたとはいえ、やはり品質がベストでないもの(ツヤのないもの)が混じっていました。さらに選別するとよいのでしょうが、今年はこれでどんな味になるか、炒ってみようと思います。ハトムギは良さそうな実を選別するとほんの少しになってしまいました。白くなってしまっているのは「不稔粒」で、中身が入っていないようです。不稔粒がたくさんできてしまったのはなぜかわかりませんが、日当たりがあまりよくなかったからでしょうか。それとも夏の高温などが関係しているのでしょうか。

エビスグサ

エビスグサ

ハトムギ

不作だったハトムギ(不稔粒も多かった)

Tさんが用意したタマネギ用の畝。穴の開いた黒いマルチシートも被せて準備万端でした。ところが、タマネギの苗が入手できないという事態になりました。Tさんが知り合いの農家さんから聞いた話によると、今春のタマネギが暑さで出来が悪かったため、生育を前倒しして暑さを避けるために農家さんは秋の早い時期から苗の植え付けをしたところが多く、そのため早く苗が売り切れてしまったとか。通常は11月~12月が植え付け時期とされますが、11月後半にはもうホームセンターなどで苗をみかけないという状況になってしまいました。夏の長期化と高温化によって「栽培スケジュール」が変化している(変化せざるを得ない)ということをあらためて実感した出来事でした。そんなわけで、タマネギのかわりに、ニンニク、ソラマメ、ラッキョウなどを植え付けることになりました。生育の方はいかに。

タマネギ用の畝に別の野菜を植えた

タマネギ用の畝に別の野菜を植えました

12月18日(木)

最高気温13℃、晴れ

晴れて空は清み、横から差し込む光が美しく木々や地面の落ち葉を照らしていました。鳥たちが訪れ、枝から枝へと忙しく飛び移っています。


年に一度の庭全体の剪定が行われました。かたくり工房の職人さんが次々と枝を切り落としていき、差し込む光も増えていきます。今日は背の高いニッケイの剪定で、ガーデンスタッフ皆で拾い集めて、太い枝から折り取った枝葉を袋に詰めました。入浴施設で利用していただいたり、クラフトの材料になったりします。

剪定したニッケイの葉を集めました

剪定したニッケイの葉を集めました

そろそろガーデン作業も冬じまいが近いので、今日はたまったコーヒーかすを米ぬかと合わせて肥料を仕込みました。密封して春まで寝かせて嫌気発酵させます。

バケツ一杯たまったコーヒーかす
昼前にはガーデンスタッフ4人でお茶をいただきながら反省会。社長のヨーロッパやアメリカ出張での出来事や、体調管理についてのお話も出ました。その間もひっきりなしに鳥が飛んできていました。頭が黒くて翼が灰色、お腹がオレンジ(褐色)のちょっとムックリしたかわいらしい鳥は「ヤマガラ」だと教えていただきました。

リンデンの枝に鳥が飛んできましたがうまく撮影できませんでした

奥に少し残してあったヤーコンを掘ったら、先月掘ったものよりずっと大きかったです!もう少し待つべきだったのですね。今回の塊茎は、ポットに入れた土に仕込んでみました。

ヤーコン収穫

2度目に掘ったヤーコンの方が大きかったです

いつの間に設置されていたのか気づかなかったのですが、ファミリーガーデンの脇に雨水タンクが取り付けられていました。(秋ごろに設置したそうです。)

雨水タンク

大型の雨水タンク

12月26日(金)

すっかり冬越しの準備が整ったハーブガーデンです。

アイリス植え付け

ススキの根を取り除いてアイリスを植え付けたところ

すかし剪定後のクスノキ

すかし剪定後のクスノキ

ソテツのこも巻き

ソテツのこも巻き

今日はガレージにねかしてあったキワーノを試食してみました!ゼリー状でプルプルの果肉を種ごとスプーンですくっていただきます。「甘さはあまりないけど、爽やかで食べ続けられる味!」「オーギョーチ(台湾の植物性デザート)みたい!」「はちみつをかけると美味しい!」「体に良さそう!」など、食べたスタッフの感想は上々でした。

追熟したキワーノ

キワーノ

追熟したキワーノをいただきました

これからしばらくハーブガーデンの庭仕事はお休みに入ります。

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