【意外と知らない肌のチカラvol.5】洗いながら、うるおいを守る。「32度洗顔」を始めませんか

あまり知られていませんが、私たちの肌には「自らを美しくすこやかに保つチカラ」が備わっています。肌について知ることは、すこやかな肌づくりの第一歩。
この連載【意外と知らない肌のチカラ】では、肌が本来持つすぐれた力、そして、その力を最大限に引き出す方法についてお伝えしていきます。
今回のテーマはうるおいを守れる洗顔の「温度」って?
前回は、肌本来のうるおいを支えている皮脂を守るため「洗いすぎない」大切さについてお伝えしました。では、具体的に毎日のクレンジングや洗顔でどんなことに気をつければいいのでしょうか?そのポイントを2回に分けてご紹介します。

今回お届けするのは、<すすぎ湯の温度>。 おすすめは、温かすぎず、冷たすぎない【32度程度】のぬるま湯です。
この温度には、理由があります。肌のうるおいを支える「皮脂」が洗い流されすぎない最適な温度なのです。 私たちの肌が出す皮脂は、ただの“油分”ではありません。 肌表面を覆って水分の蒸発を防いだり、外部刺激から肌を守るなど、健やかな環境に欠かせない役割をはたす大切な存在です。

そんな皮脂は温度にとてもデリケート。人の体温くらいで溶けはじめる性質があり、熱すぎるお湯を使うと落ちすぎてしまいます。逆に、冷たすぎる水では汚れや余分な皮脂が落ちず、肌に残ってしまう原因に。

そのため、“熱すぎず、冷たすぎない”32度程度のぬるま湯が、肌にとってちょうどいいバランスなのです。とはいえ、32度を毎回きっちり測るのは大変ですよね。そんなときは、「手首で触れて、少しぬるいと感じるくらい」を目安にしてみてください。「あたたかくて気持ちいい」場合、まだ温度が高い可能性があるので冷ましてから使うのがおすすめです。

ほんの少しの差ですが、こうした毎日の積み重ねが、肌のうるおいを守るか、奪ってしまうかの分かれ道になります。今日から「温度」を意識して、クレンジングや洗顔をもっと肌にやさしい時間に変えませんか?次回は、「洗いすぎない」ためのポイントの2つ目をお届けします。ぜひ、チェックしてみてくださいね。