【意外と知らない肌のチカラvol.1】肌は「与えられなくても」 自分でうるおいを保てるんです

あまり知られていませんが、私たちの肌には「自らを美しくすこやかに保つチカラ」が備わっています。その肌本来のチカラを研究することこそ、わたしたちの製品開発の礎となっています。肌について知ることは、すこやかな肌づくりの第一歩。

今回から、不定期連載【意外と知らない肌のチカラ】をスタート!毎日のスキンケアがもっと楽しくなるような、肌にまつわる豆知識や役立つ情報をお届けします。

 肌が本来もつすばらしいチカラのこと、そして、そのチカラを最大限に引き出す方法についてお伝えしていきます。


今回のテーマは「与えられなくても」自分でうるおいを保つ肌のチカラについて

なんとなく肌の調子が悪かったり、乾燥しやすかったり。「もっとうるおう肌になりたい…」そんなとき、どうしますか?

「高保湿の化粧品を買ってみようかな」「クリームをプラスしてみようかな」など、「外からうるおいを与える」方法が思い浮かぶかもしれません。でもじつは、もう一つ、考え方があります。それは、「肌が自分でうるおう環境をととのえる」ということです。 肌の調子が悪いということは、肌が自分でうるおいを保つ力がうまく発揮できていないということです。その、肌自ら「うるおいを保つ力」についてお話ししたいと思います。

まず注目したいのは、肌の表面にある「皮脂」のこと。なんとなく「テカリの原因」と敬遠してしまうことはないでしょうか。
けれど実は、この皮脂こそが「自らうるおう肌」に欠かせない重要な役割をはたします。肌の上で汗などの水分と混ざり合うことで生まれる、目に見えない薄いうるおいの膜。それが「皮脂膜」です。

この膜は、その時々の肌状態に合わせて生成される世界にひとつだけの「オーダーメイド品」。肌表面を外的刺激から守りながらも、その肌触りは本来ベトついたりせず驚くほどサラサラとしています。この絶妙なバランスを人工的に再現するのは、至難の業。まさに「天然の保湿クリーム」と呼びたいほど、皮脂膜は優れた機能を持っているのです。

ところが、生活習慣の乱れやお手入れ方法などが原因で、必要な汗や皮脂が分泌されなくなったり奪われたりしてしまうと、皮脂膜は不完全になり、肌の水分が失われてうるおい不足に陥ってしまいます。

 直接うるおいを与えるのではなく乱れた皮脂膜を整え本来の状態を取り戻すことで、うるおいを保てるようにする。それが、肌がもともと持つ力をきちんと発揮できる環境を整える、「もうひとつのアプローチ」なのです。

私たちの肌には自らを美しくすこやかに保つチカラが備わっています。そのチカラを信じて肌に必要な環境を整えること、育むことをはじめてみませんか。

次回は「肌のチカラ」を引き出すためにできるケア方法をお届けします。
決して難しいことではありません。でも「え?今まで思っていたのと逆じゃない?」と驚かれるかもしれません。どうぞお楽しみに。

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