ハーブ辞典

ツユクサ

表示名称
ツユクサ
学名
Commelina communis
和名
ツユクサ、ツキクサ、ホタルグサ、メグスリバナ、ボウシバナ
種別
ツユクサ科ツユクサ属
原産地
日本、東アジア
利用部位
全草
効果・効能
含有成分
アントシアニン(コンメリニン、加水分解するとアオバニンとフラボコンメリンが生じる)、デルフィニジン、グルコシイド、コメリニン

庭、道端、草地などのやや湿った場所に普通に見られる、古くから親しまれてきた一年草。草丈は20~50cmで、茎は横へ伸びて枝分かれします。貝殻のような形の苞(ほう)に包まれるようにして青い花を咲かせます。花は染め物の下絵用の染料となります。やわらかい葉はサラダやお浸しにすると美味しく食べられます。

美容/健康に関するコラム

6~9月の開花時期に全草を採取し、水洗い後天日干しにしたものを生薬として利用します。下痢止めには、1日量10~15gを600mLの水で半量になるまで煎じ、3回に分けて飲みます。喉の痛みには、煎じ液でうがいをします。また、虫刺されや腫れものには、生の茎葉をよく揉んだ絞り汁を塗布するとかゆみや腫れがひくといわれます。