古代よりの万能薬『ガーリック(ニンニク)』

古代より万能薬として尊ばれてきたガーリック

古代エジプトで神菜として尊ばれ栽培されていたガーリックは、ピラミッドを建設する際も人夫が毎食与えられていたと伝えられています。

疲れ・風邪・万病予防に効果的

現代でも強壮作用、免疫賦活作用、血圧降下作用など頼りになる食材として親しまれています。

気温も低くインフルエンザなどが流行するこの時期は、疲れ・風邪・万病予防に、炒め物、揚げ物、煮物、スープなど様々な料理にお試しください。

ガーリックを使ったスペインの一品料理
アヒージョのレシピ

<材料>

オリーブオイル  1/2カップ程度

(食材が浸かる程度の量です。鍋の大きさによって調節してください。)

ガーリック   3〜4片

タコの水煮   150g位

ソーセージ          4〜5本

舞茸     100g位

ミックスハーブ      適量(バジル、パセリ、タイム、オレガノなどお好みで)

塩コショウ     少々

<作り方>
①鍋にオリーブオイルと薄切りにしたガーリックを入れて十分香りを立てます。(一片そのまま利用したい場合は破裂防止に両端を少しカットしましょう。)

②タコの水煮をぶつ切りにし、ソーセージを一口大に切り、炒め煮ます。

③舞茸をほぐし入れてさらに煮込み、塩コショウで味を整えます。ミックスハーブをふりかけて出来上がりです。

お好みでアンチョビや唐辛子を少量入れるとさらに本格的になります。野菜を入れる場合は予め茹でたものを利用してください。軽く焼いたバゲットを添えると、ガーリックが染み込んだオリーブオイルをつけて美味しくいただけます。スペインの一品料理としても定番で、ワインなどにも合う一品です。

 

 

数種類のハーブとガーリックで香りづけした絶品ポテト

トスカーナフライドポテトのレシピ

<材料>

ポテト    3〜4個

ガーリック  2〜3片

ベーコン   適量

ハーブ(タイム、セージ、ローズマリー)適量

小麦粉    適量

塩      適量

油      適量

<作り方>

①ポテトを洗い、芽の部分を取り、7mm程に皮ごとくし切りにします。表面に小麦粉をまぶします。

②ハーブを枝ごと油に入れ加熱します。ニンニクは両端を切り落とし油に入れます。

③十分に油の温度が上がったらポテトを入れ、端がカリカリになるまで揚げます。ポテトは上がってくると浮かび上がりきつね色になります。

④ポテトをバットにとり、熱いうちに塩をふります。別鍋で軽く炒めたベーコンを混ぜ、一緒に揚げたハーブやガーリックを添えて出来上がりです。

 

ハーブ事典でもこのハーブを紹介しています

ガーリック<ハーブ事典>

鈴木さちよ

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