甘さとスパイシーな両面を持つスパイス『クローブ』

クローブはフトモモ科の植物の花の蕾を乾燥させたもの。
庭(ハーブガーデン)のハーブではないけれど、冬に大活躍するスパイスでもあるクローブを紹介します。

▲クローブの花の蕾・スパイス

私は数年前からチャイが好きになり、ティーパックを購入して飲むようになりました。でもまてよ!作り方やティーパックの中身を見てみると、シナモンやカルダモン、クローブを利用していることがわかりました。意外とスーパーなどでも手に入るスパイス達。

▲ハーブやスパイスを集めた香りの缶詰

クローブはスープやピクルス、スイーツなどに使えて、その上クラフトにも利用できるのです!!年末のこの時期、厄払いをして、幸福を呼び込むアイテムとしてお役に立てば嬉しいです。

ポマンダー(香り玉)として楽しむ

<材料>

姫リンゴ(柑橘の実でも)1つ

クラフトテープ 細いもの

クローブ 適量

リボン 約30~50cm

楊枝 1本

シナモンパウダー 好みで適量

<作り方>

1.姫リンゴにクラフトテープを十字に貼ります。

2.テープが貼っていない場所に楊枝で穴を開け、クローブを差し込んでいきます。

3.お好みでシナモンパウダーを全体にまぶし、余分な粉を落とします。

4.テープをはがしてリボンを十字に巻きつけます。

初めは果汁が出たりするので小皿の上で乾燥させてから吊るした方が良いです。甘くスパイシーな香りは寝室などにも相性が良いです。

ホットグレープジュースとして楽しむ

<材料>

クローブ 20粒程度

シナモン 3本程度

カルダモン 10粒程度

100%グレープジュース 500ml

オレンジ 1/4個

リンゴ  1/4個

<作り方>

1.グレープジュースにスパイス(クローブ、シナモン、カルダモン)をそのままいれます。

2.オレンジとリンゴは薄くスライスして鍋に入れ、沸騰しない程度に火にかけます。スパイスを砕くと香りが強まります。

ジュースはオレンジと割ったり、グレープジュースの代わりに赤ワインやミルクティーなどに代用できます。時間がある時は一晩ジュースに漬け込み、飲む前に温めるとより味が馴染んで美味しいです。

香りの缶詰として楽しむ

<材料>

ブリキなどの蓋ができる缶

ドライハーブ(アナベル、サントリーナ、アゲラタム、ヤロー、タイム、マートル、ニゲラ、オレガノ、タンジー、クロモジ、バラの実など)

スパイス(クローブ、カルダモン、シナモン、スターアニス、フェンネルなど)

保留剤(オリスルート、和紙、木の枝、小葉など)

その他(マツカサ、杉の実、モス、ソフトモミ、カスミソウ、千日紅など)

お好みのアロマオイル

お好みのドライハーブとスパイスを缶に詰め込んでポプリとしてインテリアに。

缶に入れる材料はアロマオイルを染み込ませる保留剤になるもの。例えば和紙、木片、葉っぱなどに好みのアロマオイルの香りをつけます。スパイスとドライハーブをバランスを見ながらしっかりと詰め込みます。揺らしても偏らないように隙間にしっかり葉っぱや実物を入れ、詰め込むだけで出来上がり。

スワッグやリースのように悪霊を祓い幸福を招くインテリアとして、玄関や室内に飾りましょう。

ハーブ事典でもこのハーブを紹介しています

クローブ<ハーブ事典>

鈴木さちよ

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