冬の健康食として親しまれる「ミカン」

新年あけましておめでとうございます!

冬になるとこたつの上にミカンがある風景を思い出すのは、昭和の人間だからでしょうか。ミカンが好きな母と競い合ってミカンを食べたのを思い出します。

ビタミンたっぷり!美容や健康に欠かせないフルーツ「ミカン」

写真は一般的なミカンと茨城の福来(ふくれ)ミカン。茨城県の筑波山で栽培されている、手のひらサイズの小さなミカンです。
ミカンは果実にビタミンA、C、E、P、カリウム、カルシウム、リンを含有しています。胃液の分泌を促進し、血管の老化や出血を予防し、便秘を改善し、毛中コレステロール低下作用を有すると様々な健康効果が期待される食品です。果実2個で1日分のビタンミンCを摂取できるそうです。

今まで意識していなかったのですが、旬に健康食としてありがたくいただこうと思います。

ミカンの皮からできる生薬の一種「陳皮」

また、ミカンの皮を陰干しして1年以上置いた物を陳皮(ちんぴ)と言います。陳皮は六陳の一つで古い方がより良いとされている生薬の一種です。

流水でよくこすり洗いをしたり、焼酎などのアルコールを含ませた脱脂綿などで表面をふいてきれいにします。

下処理をしたミカンの皮をむきザルなどに広げ陰干しをします。カリカリになったら保存して利用しましょう。家庭で生活の楽しみとして利用する場合は乾燥後すぐに利用することも可能です。

鈴木さちよ

陳皮でつくるドリンク

水       500ml

陳皮(1日量)6〜10g

陳皮1日量を水が半量になるまで煎じ、3回に分けて食間に温めて飲みます。ショウガやハチミツを小さじに軽く1杯づつ加えても良いでしょう。風邪の予防や冷え対策にもおすすめ。

陳皮を浴用として楽しむ

陳皮    1~2握り (生の皮の場合 20個分ほど)

布袋に入れて風呂に入れて利用します。肩こり、腰痛、肌荒れ、疲労回復などが期待できます。ミカンの香りは心身を緩め心地よい眠りに誘ってくれます。

ハーブ事典でもこのハーブを紹介しています

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