男性のムダ毛の処理は必須!?部位別におすすめの処理方法を解説
毎日髭を剃るのは面倒だなぁ……腕や足の毛って女性はどう思っているんだろう…… ムダ毛をどのように処理したらいいのか悩んでいる男性のみなさん、ムダ毛は部位によって適切な処理方法があります。 今回は、ムダ毛の処理方法ごとのメリットデメリットや部位別におすすめの処理方法を解説します。 実は、気にしている女性も多い「男性のムダ毛」。見た目だけでなく、衛生面やエチケットとしてムダ毛は適切に処理しましょう!
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男性もムダ毛の処理をすべき!
大手美容家電メーカーのパナソニックが行ったアンケート調査によると、男女70%以上が男性のムダ毛の処理に好意的であることが分かっています。
理由の多くは清潔だからというもので、見た目から感じられる清潔感はもちろんのこと、汗をよくかく夏は体毛が濃いとベタつきや匂いなど衛生面での影響は大きいでしょう。
スキンシップをとる上でも、髭がチクチクしたり、アンダーヘアが濃かったり、嫌悪感を抱く女性は多いようです。
誰しもムダ毛は生えるものですが、そのまま放置するのではなく、身だしなみとしてムダ毛を処理することは重要です。
男性のムダ毛を処理する方法
男性がムダ毛を検討する上では、以下のようなポイントを踏まえて考えましょう。
- 毛自体を無くしたい
- 毛を生えにくくしたい
- 毛を少なくしたい
- 毛を短くしたい
- 目立たなくしたい
それでは、具体的なムダ毛の処理方法とメリット・デメリットを解説していきます。
カミソリ
カミソリは、毛自体を剃ってなくす方法です。
肌にカミソリの刃を当てて、表面の毛を剃るため、簡単につるつるにすることができます。
ドラッグストアやネット通販で購入でき、数百円など安価なものが多いです。毛の生えてくるスピードには個人差がありますが、一般的には髭は毎日、腕や脚は1週間に1回ほどの頻度で手入れが必要です。
全部の毛を剃るのではなく、毛の量を減らしたり、短くしたりするすきカミソリというものもあります。その場合は、手入れの頻度も少なくて済むでしょう。
メリット
カミソリのメリットは、他のムダ毛の処理方法を比較して安価という点です。剃り味が悪くなると刃を変える必要がありますが、一回の出費は数百円程度なので負担は少ないです。
また、お風呂場で一人で簡単に処理ができます。
デメリット
カミソリのデメリットは、表面の毛を剃っているだけなので定期的な処理が必要な点です。生えてくる毛はチクチクしているので、触り心地や見た目が気になることも。刃が直接肌に当たるので、肌が弱い人はカミソリ負けの注意が必要です。
電動シェーバー
電動シェーバーは、毛を剃ってなくしてしまう方法です。
カミソリと同様に表面の毛を剃るため、つるつるにすることができます。
電動シェーバーは家電量販店やネット通販で購入でき、2,000円〜3,000円程度です。性能がいいものは10,000円以上するものもありますが、部位や目的に合わせたものを選びましょう。
カミソリと同様に髭は毎日、腕や足は1週間に1回ほどの頻度で手入れが必要です。
メリット
電動シェーバーのメリットは、比較的安価な点です。電動シェーバーを肌にあてて滑らせるだけで、ムダ毛が処理できるので手間もかかりません。電動であるため、剃り味が安定しています。カミソリより仕上がりがキレイで、肌に負担が少ない点もおすすめです。
デメリット
電動シェーバーのデメリットは、カミソリと同様に定期的な処理が必要で、触り心地や見た目が気になる点です。値段も比較的安価であるものの、カミソリよりは高いので、カミソリを上回るメリットが感じられない人には不向きでしょう。
ボディトリマー
ボディトリマーは、毛を少なくしたり、短くしたりする方法です。
電動シェーバーにアタッチメントがついたもので、表面の毛を残しながら処理をするので自然な見た目にすることができるでしょう。
電動シェーバーと同様に家電量販店やネット通販で購入でき、値段は1,000円〜10,000円以上と幅が大きいです。
カミソリや電動シェーバーと比較すると手入れの頻度は少なく、数週間に1回で問題ない人もいます。
メリット
ボディトリマーのメリットは、電動シェーバーと同様に比較的安価な点と、簡単に処理ができる点です。さらに、深剃りをしないため、肌への負担が少ないです。手入れの頻度が少ない点もメリットでしょう。
デメリット
ボディトリマーのデメリットは、カミソリや電動シェーバーと同様に定期的な手入れが必要な点です。また、カミソリと比較すると値段が高いので初期費用の負担があります。
除毛クリーム
除毛クリームは、肌表面の毛自体を無くしてしまう方法です。
ムダ毛を処理したい箇所に、除毛クリームを塗り、放置して、水で洗い流します。毛の主成分であるタンパク質を溶かすチオグリコール酸カルシウムが表面の毛を溶かし、つるつるになります。
ドラッグストアやネット通販で購入でき、値段は1,000円〜3,000円ほどです。表面の毛を溶かしているだけなので、3日〜1週間で再び毛が生えてきます。つるつるの状態をキープするには、週1回ほどの手入れが必要でしょう。
メリット
除毛クリームのメリットは、仕上がりがキレイという点です。表面の毛を溶かしているので、生えてくる毛がチクチクしません。これまで紹介したカミソリや電動シェーバー、ボディトリマーと同様に、自宅で処理ができる点もメリットです。
デメリット
除毛クリームのデメリットは、定期的な処理が必要な点です。そのため、使用頻度や使用量によっては費用の負担が大きくなります。除毛クリームによっては、肌に合わない場合もあるので、パッチテストを行い、自分にあったものを使いましょう。
ムダ毛ケアローション
ムダ毛ケア※ローションは、ムダ毛を処理した後に塗ることで、ムダ毛を目立たなくしていくローションです。肌に潤いを与え古い角質のケアもできるので、スキンケアも兼ねています。
ムダ毛ケアローション自体、初めて知った方もいるかもしれないのでおすすめの商品をご紹介します。鈴木ハーブ研究所の「パイナップル豆乳ローションメンズ用」です。商品紹介ページに詳しい効果や使い方が書いてあるので、参考にしてみてください。
ヒゲや腕、スネに。男性の体毛の濃さと成長に着目したムダ毛ケア※ローション ●アマモ、アーチチョークなど天然ハーブ配合
●体毛の成長にアプローチし、お手入れもラクに
●潤いを与えて古い角質もケア。
ヒゲ剃り後の肌をすべすべに。
※ムダ毛ケアとはムダ毛処理後の肌を整える、お手入れを楽にすることです。
ムダ毛ケアローションは、ドラッグストアやネット通販で購入でき、値段は1,000円〜5,000円と商品によって差があります。使用してすぐに効果があるものではないので、毎日使い続けることで気になるムダ毛を目立たせなくします。
※ムダ毛ケアとは、ムダ毛の処理後の肌を整える、お手入れをラクにすることです。
メリット
ムダ毛ケアローションのメリットは、ムダ毛のケアだけでなく保湿効果や美肌効果がある点です。ムダ毛の処理をしてダメージを受けている肌のアフターケアに使用できます。
効果が感じられるまで時間はかかりますが、徐々にムダ毛の処理の頻度を減らすこともできるでしょう。
デメリット
ムダ毛ケアローションのデメリットは、効果を実感するために毎日の継続的なケアが必要な点です。それに伴って、費用の負担もあります。ネット通販で、定期購入することでお得になる商品がおすすめです。
脱毛ワックス
脱毛ワックスは、毛自体を無くしてしまう方法です。
ムダ毛を処理したい部分に、粘着性のあるワックスを塗り、その上にシートを被せて密着させます。シートを剥がすことで毛根から毛を抜くことで、つるつるにすることができます。
ドラッグストアやネット通販で購入でき、値段は1,000円〜2,000円ほどです。脱毛なので除毛よりも手入れの頻度は少なくて済みますが、永久脱毛ではないので数週間に1回ほどの定期的な手入れが必要です。
メリット
脱毛ワックスのメリットは、ムダ毛を毛根から抜くので仕上がりがキレイで、次に毛が生えてくるまでキレイな状態が続く点です。肌にワックスを密着させて処理をするので、古い角質や産毛もなくすことができるでしょう。
これまで紹介したムダ毛の処理の方法と同様に、自宅で処理ができる点もメリットです。
デメリット
脱毛ワックスのデメリットは、処理に痛みを伴うことです。また、毛根を傷付けたり、肌が荒れるなど、肌への負担も大きいです。正直、肌への負担を考えると、あまりおすすめできません。
脱色クリーム
脱色クリームは、毛の色を目立たなくする方法です。
ムダ毛を処理したい箇所に、脱色クリームを塗り、放置して、水で流します。メラニン色素を分解する成分によって毛の色がなくなります。
ドラッグストアやネット通販で購入でき、値段は1,000円〜2,000円ほどです。脱色クリームは表面の毛の色をなくしているだけなので、伸びてくる毛は脱色されていません。1週間に1度ほどの定期的な手入れが必要です。
メリット
脱色クリームのメリットは、カミソリや電動シェーバーのように次に生えてくる毛がチクチクすることがないことです。これまで紹介したムダ毛の処理方法と同様に、自宅で処理ができる点もメリットです。
デメリット
脱色クリームのデメリットは、見た目に違和感を感じる人もいる点です。遠くから見るとキレイに手入れされているように見えるかもしれませんが、脱色されただけで毛自体は残っています。
また、定期的な処理が必要なので、それに伴って継続的に費用の負担がかかります。脱色クリームは、肌に合わない場合もあるのでパッチテストを行い、自分に合ったものを使いましょう。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、毛自体を無くしてしまう方法です。
レーザーの光で毛根にダメージを与えることで、毛が抜ける仕組みです。毛の再生組織や細胞を弱らせるため、毛が生えにくくなりますが、「毛周期」という毛が生え変わるサイクルがあるため、一度のレーザー照射で全てのムダ毛を処理することはできません。
家電量販店やネット通販で購入でき、安価なものは10,000円ほどですが、性能のよいものは100,000円以上するものもあります。レーザー照射して2週間ほどすると毛が抜けてきますが、一度のレーザー照射で全ての毛根にダメージを与えることができないので、複数回に渡って手入れが必要です。
メリット
家庭用脱毛器のメリットは、毛根自体にダメージを与える点です。医療脱毛のように、永久に毛がなくなるわけではないですが、毛が生えにくくなり手入れの頻度は減るでしょう。
また、医療脱毛と比較すると安価で、自宅で処理ができる点もメリットです。
デメリット
家庭用脱毛器のデメリットは、定期的な費用負担はないものの初期コストとして機器代がかかる点です。レーザー照射に痛みを伴い、肌へのダメージがある場合もあるので注意しましょう。
また、個人差はありますが効果がでるまでに時間がかかるので、今すぐにムダ毛を処理したい人には不向きです。
医療脱毛
医療脱毛は、毛自体を無くしてしまう方法です。
医療脱毛は、家庭用脱毛器と仕組みは同じです。しかし、家庭用脱毛器より精度が高く、レーザーによって毛穴の奥にある毛を生やす組織を破壊するため、新たな毛が生えてこなくなります。「毛周期」という毛が生え変わるサイクルがあるため、一度のレーザー照射で全てのムダ毛を処理することはできません。
医療脱毛のサロンや機関によりますが、トータルで数万円〜数十万円と高額です。2〜3ヶ月に1回、数回に渡ってレーザー照射を行う必要があります。
メリット
医療脱毛のメリットは、永久に毛が生えてこなくなることです。毎日の髭剃りの手間がなくなり、さまざまな箇所のムダ毛も手入れは不要になります。一生もののツルスベ肌が手に入るのです。
デメリット
医療脱毛のデメリットは、費用がかかる点です。完全に毛が生えてこなくなるまで、個人差があり、追加の費用なども含めてトータルで数十万円かかることも多いでしょう。人によってはローンを組む人もいます。
レーザー照射に痛みを伴い、人によっては肌へのダメージがあるので注意しましょう。
また、個人差がありますが効果がでるまでに時間がかかるので、今すぐにムダ毛を処理したい人には不向きです。
ムダ毛の部位別!おすすめの処理方法
ここからは、ムダ毛の部位別におすすめの処理方法をご紹介します。部位によって毛の濃さや手入れの注意があるので参考にしてみてください。
髭
髭は、中途半端に生えていると清潔感が感じられないため、おしゃれで生やしていない限りはつるつるの状態でいたいもの。剃り残しがあったり、浅剃りのためにうっすら青く残っていたりするのも見た目がよくないでしょう。
毎日処理をするなら、数分間、シェーバーを滑らせるだけで手入れができる電動シェーバーがおすすめです。一生髭剃りをしたくないのであれば、医療脱毛に通うことも検討するとよいでしょう。
脇・腕・脚
脇毛は、見た目を気にして手入れをする人もいるが、夏は汗で蒸れて不衛生になるために処理をする人も多いです。
腕や足の毛は、範囲も広く人目にもつきやすいため、キレイな状態を保てるようにしましょう。
おすすめのムダ毛の処理方法は、除毛クリームや脱毛ワックスです。
脇毛は毛が濃いため、カミソリやシェーバーだと剃り残しで見た目も悪く、すぐに毛が生えてくるため手間がかかるでしょう。
手や足の多い毛を少なくしたいのであれば、ボディトリマーで量や長さを調整すれば、自然な仕上がりになります。
徹底的になくしたいのであれば、医療脱毛に通うのも一つの手でしょう。
ここで、おすすめの除毛クリームを紹介します。鈴木ハーブ研究所の「パイナップル豆乳除毛クリーム」です。男性の剛毛もごっそり処理できるだけでなく、肌にやさしい成分がたっぷり入っているので敏感肌の方にも使えます。 商品紹介ページに詳しい効果や使い方が書いてあるので、参考にしてみてください。
敏感肌にもお子様にも使える除毛クリーム 天然ハーブエキス配合で肌にやさしくスピード除毛。刺激臭の少ないタイプです。
胸
普段は見えない胸毛ですが、海やプールに行った際に女性の目線が気なるもの。夏は汗で蒸れて不衛生になる人も多いでしょう。
薄い胸毛を処理するのであれば、電動シェーバーで十分ですが、手入れの頻度を減らしたいなら、除毛クリーム、脱毛ワックスなどがおすすめです。
濃い胸毛を処理するのであれば、家庭用脱毛器で抑毛するのも方法ですが、お金をかけられるのであれば、医療脱毛で永久に生えてこないようにすることも可能です。
お腹
意外と気になるのがお腹の毛。特におへその下は、毛が濃いためカミソリや電動シェーバーだとちくちくとした毛がすぐに生えてくるでしょう。そのため、除毛クリームや脱毛ワックスがおすすめです。
徹底的になくしたい人は、家庭用脱毛器や医療脱毛も方法の一つです。
VIO
VIOの毛が濃いと不衛生に感じるでしょう。デリケートゾーンまでちゃんと手入れをしている人は、女性からの好感度も高いようです。
簡単に自己処理したいなら、電動シェーバーやボディトリマーがおすすめです。
中途半端に処理をすると生えてくる毛がチクチクして、ストレスになる人もいます。そのため、徹底的になくしたい人は医療脱毛も方法の一つです。
除毛クリームや脱毛ワックスは、デリケートゾーンに使えないものが多いので注意しましょう。
こんなところも要注意!
眉毛、耳毛、鼻毛、指毛など、細かい部分のムダ毛の処理はしていますか?自分では目につかないかもしれませんが、ふとした瞬間に見られているものです。
眉毛や耳毛は、ヘアカットのついでに処理をしてくれる美容院もありますが、カミソリなどで自分で処理をするのがよいでしょう。
鼻毛は、専用のカッターがおすすめです。指毛は毛抜きを使う人がいますが、毛抜きの使用は、毛嚢炎の原因になります。カミソリや電動シェーバーを使うか、除毛クリームで腕毛の処理のついでに手入れをするとよいでしょう。
ムダ毛の処理はエチケット
ムダ毛の処理は、見た目の点でも衛生面でも重要です。身だしなみを整えるのと同じように、普段から意識することで女性からの好感度もあがるでしょう。
ムダ毛の処理方法にも、さまざまな方法があり、メリットデメリットもあります。自分の肌や部位に合った方法で手入れをしましょう。