エンジョイサマースクール2023を実施しました!

こんにちは!スタッフ疋田です。

鈴木ハーブ研究所では、今年も東海村の小学生を対象にしたエンジョイサマースクールを実施しました。

コロナによる規制が緩和された今年は、参加する小学生の皆さんに来社いただき本社で開催いたしました。

◆「エンジョイサマースクール」とは?
夏休みの期間、小学生が東海村の団体・企業が実施する体験プログラムに参加し、学習するイベントです。

 

今年のイベントは「植物標本(ハーバリウム)をつくろう!」です。

イベントでは、鈴木ハーブ研究所のガーデンで採取した植物を使用しました。

◆「植物標本(ハーバリウム)」とは?
植物の種類や生えている場所、季節による違いなどを知るために、採取した植物が枯れたり腐ったりしないように処理を行い必要な情報を残したもののことです。

 

イベント開催日は7/22(土)。よく晴れた天気でイベント日和です。

参加したのは東海村の小学4~6年生24名。皆さん最初はちょっぴり緊張している様子です。

ハーバリウムに使用する制作キット。ハーバリウム用の瓶・ピンセット・竹串・はさみ・植物・資料。

▲ハーバリウム制作キット。 ハーバリウムに使用する植物はカスミソウ・センニチコウ・ホップを用意しました。

 

ハーバリウム制作に入る前に少し座学の時間です。

「植物標本って何?」というお話や、”日本の植物分類学の父”と呼ばれ、現在NHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなっている牧野富太郎氏についてお話しました。

牧野富太郎氏についての話を聞く小学生たち。画面には牧野富太郎氏が残した「牧野式植物図」が映っている。

▲牧野富太郎氏の残した「牧野式植物図」のお話を真剣に聞く小学生。

 

ハーバリウムについての説明を聞く小学生たち。

▲「ハーバリウムには乾燥しているもの(ドライフラワー・貝殻・シーグラスなど)を使います」という説明を聞く小学生。

 

さて、座学が終わったあとはいよいよ植物標本(ハーバリウム)づくりです。

 

出来上がりをイメージしながら植物の配置を決め、瓶の中に入れていきます。

ハーバリウム制作の様子。瓶の中に下に配置したい植物から順番に入れていく。

▲出来上がりの配置を考え、下に入れたい植物から順番に入れていきます。

植物を入れ終わった状態。この後オイルを入れていきます。 

 

植物を瓶に入れていき、イメージ通りの配置になったらハーバリウム用のオイルを流し入れて完成です。

オイルを入れ、リボンを結んで完成したハーバリウム。

▲オイルを入れ、リボンを結んで完成です。

オイルを入れてリボンを結んで完成。

完成したハーバリウムの集合写真

▲それぞれの個性が出た素敵なハーバリウムができました。

 

参加した皆さんがとても真剣な眼差しで取り組んでいるのが印象的でした。

同じ材料を使用しても、それぞれの個性が出た素敵なハーバリウムが完成しましたね。

 

イベントに参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

皆さんの素敵な夏の思い出の一つになっていたら嬉しく思います。

 

鈴木ハーブ研究所はこれからも東海村に拠点を置く一企業として、未来世代の子どもたちの学びを応援していきます。

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