社内交流イベントで「苔テラリウム」を作りました。
こんにちは!配送センタースタッフの清水です。
今回は、10月中旬に実施しました社内交流イベントについてお話しさせていただきます。
コロナの影響で、社員旅行やバーベキューなどによる社内交流の場が奪われて久しいですが、今年は皆で集まって何かしたいね…ということで、今回、「苔テラリウム」教室を開催しました。
「苔テラリウム」とは苔を密閉した瓶の中で育てるものでして、2~3週間に1回霧吹きでシュッシュッと水やりをすればOKです。
下の画像のようにミニチュアフィギュアを入れることで、物語性が生まれて、ものすごく癒される代物です。
今回は神奈川県鎌倉市で「苔むすび」ブランドを立ち上げ、活動されている園田先生にお越しいただいて「苔テラリウム」作成をご指導いただきました。
園田先生は鎌倉市内寺院の苔の管理をされていたり、最近では某N〇Kで放送された苔テラリウムを題材としたTVドラマにご協力されたり、本を出版されたりもしています。
講演中の園田先生
オシャレエプロンがとっても似合っています。
当日は密にならないように午前・午後の部に分かれて行いました。
それでは作成の様子を覗いてみましょう。
瓶の中に土を盛り、大小さまざまな石を配置しながら、苔を植え付けていきます。植え付ける苔はなんでもよい訳ではなく、庭に自生してるような苔ではテラリウムのような密閉した空間では育たないそうです。今回は「苔テラリウム」に適した3種類の苔を使用しました。
ヒノキゴケ…檜の葉っぱのような苔。背の高い草や樹木をイメージして植えた人が多かったです。植え込みは比較的簡単でした。
オオシラガゴケ…芝生のような背の低い苔。植え込みはかなり難しかったです。
ツルチョウチンゴケ…丸みのある葉っぱが特徴的なかわいらしい苔。名前に“ツル(弦)”とあるように、這うように成長するそうです。この苔の植え込みはめちゃくちゃ難しかったです!
そして最後にミニチュアフィギュアを配置します。フィギュア設置により、それぞれの作品にそれぞれのストーリーが生まれました。
犬と一緒に冒険に出るような作品、お地蔵様や灯籠のある和の風景、お家のあるアットホームな雰囲気の作品、動物がいる癒しの風景、はたまた猛獣とのスリリングな出会い、フィギュア無しの大自然の一部を切り取ったような力作など、皆さん、思い思いの作品が仕上がりました。
「苔テラリウム」の作成自体が本当に楽しく、作り終わった後に他の人の作品を見るのも楽しかったです。教室終了後は本当にワイワイガヤガヤと騒がしく、小学校の放課後のような雰囲気でした。 コロナのせいでずっと遠ざかっていたこのワイワイガヤガヤ感が、今回の社内交流イベントの成功を物語っていると感じました。
出来上がった作品は販促事業部執務室の一角に一週間ほど展示しまして、自由に鑑賞できるようにしました。作品を見ながら、また交流の輪が広がったと思います。
今回の社内交流イベントで培ったアットホーム感、チームワークのような良い面をお客様へ還元していきたいなと思っています。
「苔むすび」URL : https://kokemusubi.com/
園田先生著書 : 「はじめての苔テラリウム―失敗しない植え方・育て方・メンテナンスがわかる」成美堂出版