免疫力アップ応援ブログ Vol.8
免疫力アップ応援ブログ Vol.8
こんにちは。スタッフ内海です。
鈴木ハーブ研究所から、健やかな身体とお肌で毎日を穏やかに過ごしていただくための情報をお届けします。
今回のテーマは「自律神経をコントロールして免疫力をアップする」です。
免疫力を高めるには、自律神経(交感神経と副交感神経)の切り替えをうまくして、バランスをとることが大切です。
しかし、現代人は交感神経のはたらきだけが高まりがちな生活を送っているため、自律神経のバランスが崩れがちです。
その結果、免疫力が低下してしまいます。
免疫力アップにもつながる、副交感神経を優位にする習慣をご紹介します。
自律神経ってなに?
自律神経は、体の様々な機能をコントロールする役割を持っています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
交感神経…体を動かすときやストレスを感じたときなどにはたらきます。活動している間は、交感神経が中心になって働いています。このことを「交感神経が優位になる」といいます。
副交感神経…体を休めるときなど、リラックスしたときにはたらきます。就寝中や体を休めているときは副交感神経が中心にはたらきます。このことを「副交感神経が優位になる」といいます。
仕事中などの活発な活動をしているときには交感神経がはたらき、リラックスしているときは副交感神経のはたらく、というように、2つがうまく切り替わるようになっています。健康な毎日のためには、この2つがバランスよくはたらくことが重要です。
しかし、現代人を取り巻く環境は、仕事による疲労や睡眠不足など様々なストレスでいっぱいで、交感神経のはたらきが高まりやすいといえます。そのため、2つの自律神経がバランスよくはたらかなくなり、現代人は自律神経のバランスを崩しがちなのです。
交感神経のはたらきだけ高まるとどうなる?
交感神経が優位になるのは、活発に活動するときやストレスを受けたときだとお話ししましたね。
交感神経が優位になると、体温が低下し、血圧が上昇し、呼吸が浅く心拍が速くなり、血流が悪くなります。
活発に活動するときは交感神経のはたらきが大切なのですが、睡眠不足や疲労などのストレスにさらされて交感神経のはたらきだけが高まっている状態が続くと、血液の循環が悪い状態が続いてしまいます。これが免疫力の低下につながるのです。
湯たんぽで冷え対策
体があたたまって血流がよくなると、副交感神経がはたらきます。
血流が活発になると体の隅々まで血液がいきわたり、内臓の動きも活発になり、免疫力アップにつながります。
湯たんぽで体をあたためて、免疫力をアップしましょう!
冷えた体を温め、血液の循環を良くするのに手軽な方法として、今回は湯たんぽを使う方法をご紹介します。
湯たんぽを使って、大きな筋肉が集中している「おなか、太ももの前面、お尻、二の腕」を順番にあたためるのがおすすめです。椅子に腰かけて、それぞれの部位を3~10分ほどあたためます。
※湯たんぽを使うときはやけどに注意しましょう。体に当てるときは衣服の上から当てるようにしましょう。
①お腹 湯たんぽをお腹に抱えて、お腹と手をあたためましょう。
②太もも 太ももの上に湯たんぽをのせてあたためましょう。
③腰・お尻 椅子の背もたれに湯たんぽを立てかけて、腰からお尻にかけてあたためます。
④二の腕 湯たんぽをテーブルの上に置いて、その上で頬杖をつきましょう。左右の二の腕をあたためることができます。
今日は、自律神経のバランスを整える方法についてお伝えしました。
鈴木ハーブ研究所は、これからも健やかな身体とお肌づくりを応援します。
最後までお読みいただきありがとうございました。