ハーブ辞典

サフラン

表示名称
サフラン
学名
Crocus sativus
和名
咱夫藍(さふらん)
種別
アヤメ科クロッカス属
原産地
地中海沿岸
利用部位
花柱
花言葉
陽気、歓喜
含有成分
クロシン

サフランは、地中海沿岸部原産の多年草です。
利用されるのは、一つの花から3本しか取れないめしべの部分です。これを手で摘み取り、乾燥させたものを、薬用や料理の色付けに使います。
乾燥したサフラン1kgを得るには16万個の花が必要とされ、高価で取引されます。
発汗、通経、鎮痛作用などの薬効があるとして、古くから利用されてきました。また、雌しべからとれる鮮やかな黄色の染料は、ブイヤベースやパエリアなどの料理の色付けに使われています。

美容/健康に関するコラム

更年期や生理不順などによるいらつきやのぼせなどに、乾燥させた雌しべ8~10本(0.2~0.3g)をカップに入れ、熱湯を注いで数分間おき、ティーにして飲むとよいとされています。
通経作用が強いため、妊娠中は摂取を避ける必要があります。