ハーブ辞典

ゲンノショウコ

表示名称
ゲンノショウコ
学名
Geranium nepalense subsp. Thunbergii
和名
ゲンノショウコ(現の証拠)
種別
フロウソウ科フロウソウ属
原産地
日本、朝鮮半島
利用部位
葉 花 茎
花言葉
強い心
含有成分
タンニン、フラボノイド

昔から民間薬として広く利用されてきた多年草です。日本各地の山野や道ばたに自生しています。名前は下痢に利用すると「現の証拠」があることからこの名前が付けられました。別名のミコシグサは種がはぜた後が小さな神輿のように見えるところからの名前です。各地に別名が多く存在します。

7~10月の花が咲いている時期の地上部の茎や葉を刈り取り水洗いして日干しにします。3~5日し乾燥したものを「現証拠(ゲンノショウコ)」と呼びます。下痢には食後に煎じたものを服用します。急を要する場合は生のものでもハーブティーのように収穫してお茶にする事が出来ます。苦味もなくいただく事が出来ます。

美容/健康に関するコラム

湿疹やかぶれには煎じ液を冷ましたものを患部に湿布します。布の袋に入れてお風呂に入れると湿疹やただれなどの皮膚疾患や冷え性などに良いとされています。庭で栽培すると種がはぜてあちこちに良く広がります、沢山収穫して入力剤を作るのもおすすめです。ヨモギやキンセンカなどとドブレンドして薬草風呂を楽しんでもいいですね。