ハーブ辞典

アーティチョーク

表示名称
アーティチョーク
学名
Cynara scolymus
和名
チョウセンアザミ
種別
キク科 チョウセンアザミ属
原産地
地中海沿岸
利用部位
葉 根 蕾
花言葉
独立 警告 孤独
含有成分
フェノール酸、苦味質、フラボノイド、フィトステロール

学名のCynaraはギリシャ語のKyon(犬、語幹はKyn)からです。アーティチョークの鱗葉が固く犬の歯のような形である事が語源になったと考えられています。

アーティチョークは地中海地方原産のアザミ科の高さや株の大きさが2メートル以上にもなる大型の植物です。花の蕾部分は野菜として食用されていました。開花前の蕾を収穫し丸ごと茹で、萼(がく)の付け根の部分を葉でこそぎとるように食します。日本でお酒のつまみとして食べるのは枝豆ですが、ヨーロッパではこのアーティチョークが高級なつまみとして好まれているそうです。

美容/健康に関するコラム

アーティチョークの葉は古くから強い苦味を持つ事で知られています。肝臓の病気やお酒の飲み過ぎなどにハーブティーや薬用酒として用いられてきました。
今日では、肝機能の促進や胆汁の分泌の促進、胃による消化不良や食欲不振の改善に、また脂質異常などの生活習慣病の予防に利用されています。