ハーブ辞典

ローズ

表示名称
ローズ
学名
Rosa gallica var.
和名
バラ
種別
バラ科バラ属
原産地
ヨーロッパ
利用部位
ローズヒップ 花 葉
花言葉
純愛 女らしさ
含有成分
精油、タンニン、ペクチン、カロチン、フルーツ酸、脂肪油、ニコチンアミド、ビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、有機酸

学名のRosaはラテン語のrosa(バラ)、ギリシャ語のfhodon(バラ、バラの紅色)が語源とされるが、更にたどるとイランのwrdaが語源でありバラの原産地と考えられています。中近東のバラはバラの原種、今なお素晴らしい香りの王者として世界に君臨し「ダマスカスのバラ」「ダマスクスローズ」の名において語り次がれています。属小名のdamascenaはシリアの古都Damascusが語源とされています。
ローズはバラとも呼ばれ、種類が多く分類が複雑です。水蒸気蒸留で採れたオイルをローズオットーと言い、甘く気品あふれる香りは花の香りの代表格です。心をなごませてくれる香りです。ローズオットーの精油は非常に多くのバラの花を必要として蒸留される事から高価な値段が付けられますが、それだけに含有成分や残留農薬などの数値が示されている良質のものを利用しましょう。ローズは非常に少量でも良く香ります。

美容/健康に関するコラム

バラには収斂、皮膚強壮、瘢痕形成(創傷治癒)、皮膚組織再生などの様々な作用があり、皮膚の老化防止、乾燥が気になる肌のローションなどに利用できます。その他に失恋や出産後のふさぎこみや鬱状態、極度の落ち込みや精神安定、精神強化、精神高揚、催眠などの作用を利用して処方する事が出来ます。愛の花とも呼ばれるバラは女性にとってはあこがれのハーブ、心身ともに素晴らしい作用が期待できます。