ハーブ辞典

ワイルドストロベリー

表示名称
ワイルドストロベリー
学名
Fragaria vesca
和名
ヨーロッパクサイチゴ
種別
バラ科イチゴ属
原産地
ヨーロッパ、西アジア、北アメリカ
利用部位
葉 実 根
花言葉
尊敬と愛情 幸せな家庭
含有成分
カリウム、ビタミンC
作用や働き

用途は料理、化粧品、ティーなどで、主な効用は健胃、収斂、利尿、浄化作用などがあげられています。鉄分を豊富に含む小さな実は貧血気味な人に、また授乳中の女性におすすめです。

学名のFragaria の語源はラテン語のfraga(野生のイチゴの類)fragro(香気を放つ)、サンスクリット語のdhraj(息をする、香りが漂う)など果実が芳香を持つ事からつけられています。属小名のvescaはラテン語のvescus,a,um(か弱い、うすい、細い、食べられる)からです。
英名のwild strawberry(野生のイチゴ)の名前ですが、strea(麦わら)berige(イチゴ)からとも、匍匐性のランナーが地面を覆う麦わらの様に一面に広がる様子からとも解釈されています。ワイルドストロベリーの種は良く散らばり発芽も容易にし、思わぬところから顔を出します。

美容/健康に関するコラム

ボリジやレモンバームなど蜂を呼ぶハーブを近くに植えてあげると受粉をしやすくなり実の付きも良くなります。ボリジの花が咲く4~5月頃や10~12月頃に結実が見られます。小さい果実ですのでその都度摘み取り冷凍にして量がたまったらジャムなどにするとよいでしょう。
小さな実は一粒でもとても爽やかな甘さを感じる事が出来ます。ハーブティーや紅茶にひとつぶ入れて香りを楽しむのも素敵です。