ハーブ辞典

ダンデライオン

表示名称
ダンデライオン
学名
Taraxacum officinale
和名
セイヨウタンポポ
種別
キク科タンポポ属
原産地
北半球
利用部位
花 葉 根
花言葉
愛の神託
含有成分
カリウム、ビタミン、鉄分、ミネラル、フィトステロール、フラボノイド
作用や働き

タンポポのまっすぐにのびた長い根は11月頃掘り起こしお茶として飲用する事が出来ます。根を掘り起こし洗い刻んで焙煎しミルで挽きドリップすると香りもコーヒーに似たお茶になります。カフェインレスなので妊娠中の女性も気軽に飲用する事ができます。
また、根は漢方としても紹介されています。「浦公英湯(ほこうえいとう)」と呼ばれ、健胃、強壮、催乳作用があるとされています。

原産地のヨーロッパ各地の言葉に語源を持つ学名Taraxacumは苦い草という意味を持ちます。その形から「ダンデライオン」という英名を持ちます。ライオンのギザギザの葉を花の形から連想することから名付けられたという説があります。日本では蕾が鼓に似ている事から「つづみ草」とよばれていました。幼児語として「たんたんぽんぽん」と親しまれ「タンポポ」の語源となったという説があります。

美容/健康に関するコラム

葉や花は苦味成分を含み健胃作用があり食欲を増進させ、消化を促進させます。ゆがいて灰汁をとりサラダや和え物、バター炒め、おひたし、天ぷらなどにすると美味しくいただけます。また利尿作用もあるので春の苦味を楽しみながらデトックスも期待できます。
冬の間にため込んだ老廃物でむくみや吹き出物が気になる方は春のハーブ、タンポポの力をかりてみるのもいいですね。