ハーブ辞典

アマチャ

表示名称
アマチャ
学名
Hydrangea serrata ver. thunbergii
和名
アマチャ、コアマチャ
種別
アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属
原産地
日本
利用部位
含有成分
フィロズルシン、ヒロランゲノール、ルチン、ケンフェロール、ケルセチン、ジヒドロイソクマリン、配糖体(フロズルチン、ヒドランゲノール、チュンベルギンA〜Fなど)、クマリン(ウンベリフェロン、シキミンなど)など
症状・目的

ガクアジサイの一種であるヤマアジサイの変異種のうち、葉に甘みを持つ系統のものが「アマチャ」とよばれます。高さ1.5mほどになる落葉低木で、6~7月頃、球状に集まった花を咲かせます。日本特産の民間薬でもあり、甘味料としても用いられてきました。葉はそのままでは甘くなく、揉んで発酵させたものが強い甘味を有します。仏教行事の灌仏会(かんぶつえ、「花祭り」ともいいます)でも用いられます。

美容/健康に関するコラム

アマチャの甘味成分「フィロズルチン」は砂糖の400~800倍の甘味を有することから、糖尿病や肥満症の方の甘味料の代わりとして用いられます。最近の研究では、抗アレルギー作用、抗菌作用、抗酸化作用、利胆作用などが報告されています。市販の乾燥したアマチャをハーブティーのように熱湯で2~3分抽出してお茶代わりに飲みます。一般的には安全性の高いハーブですが、発酵が不十分または濃い甘茶を飲用して中毒症状を起こした事例が報告されています。最初は少量から試しましょう。