ハーブ辞典

イリス(オリス、ニオイアヤメ)

表示名称
イリス
学名
Iris florentina L.
和名
ニオイアヤメ
種別
アヤメ科アヤメ属
原産地
南ヨーロッパ
利用部位
根茎
効果・効能
含有成分
高級脂肪酸、イソフラボン、精油成分(イロン、ゲラニオール、リナロール、メチルエステル類、ベンジルアルコール)
症状・目的

高さ60~100cmほどになる多年草で、葉は細長い剣形で、初夏に薄紫色や白色などの香りのよい大きな花をつけます。地下部の根茎は太く、乾燥するとスミレのような香りがします。日当たりがよく水はけのよい乾燥した環境を好みます。3年間成長して肥大した根茎を秋に収穫します。

美容/健康に関するコラム

根茎は「オリスルート」といい、香料の原料として用いられてきました。秋に収穫した根茎を洗って表皮を剥き、2~3年乾燥させ、粉末状にしてポプリの保留剤として用います。甘い香りには鎮静作用があり、気分を落ち着かせてくれます。