ハーブ辞典

クルミ

表示名称
クルミ
学名
Juglans
和名
胡桃
種別
クルミ科クルミ属
原産地
日本
利用部位
種子
含有成分
脂肪油(リノール酸、リノレン酸、オレイン酸)、タンパク質、カルシウム、ブドウ糖、ビタミンB1、ビタミンE、グリセリド(グリセライド)、マグネシウム等

クルミ属は南北アメリカ、ヨーロッパ東南部からアジア東部にかけて広く分布し、十数種が知られていますが、日本で「クルミ」といえば主に「オニグルミ(鬼胡桃)」のことを指します。河川流域や山地の谷川沿いに多く自生し、高さ25mほどになる落葉高木です。果実は黄緑色で直径約3センチほど、中にはしわのある硬い核があり、その中に脂肪の豊富な種子があり食用となります。日本原産のクルミで食用となるのはオニグルミと、オニグルミの変種であるヒメグルミがあります。

美容/健康に関するコラム

クルミはナッツ類の中でも特に高い栄養価があります。豊富に含まれる脂質やたんぱく質は吸収率が高く、体力増進、滋養強壮の効果があり、疲れた時や病後の回復にもよいてしょう。ただし多食すると消化に悪いので、1日2~3個ずつ食べるようにします。また、クルミは神経症や不眠症にもすぐれた効き目があります。不安感が強い時には、クルミ10gほどをすりつぶして粉末にし、砂糖を少量加え、お湯で溶いたクルミ湯を飲みます。