ハーブ辞典

バタフライピー

表示名称
バタフライピー
学名
Clitoria ternatea L.
和名
蝶豆(チョウマメ)
種別
マメ科チョウマメ属
原産地
東南アジア、南アジア
利用部位
花、実
含有成分
アントシアニン
症状・目的

東南アジアや南アジア原産の常緑つる性の多年草。学名から「クリトリア」とも呼ばれます。耐寒性がないため、日本では一年草として栽培されています。花は鮮やかな青色や紫色で、タイではしぼり汁をお菓子などの着色料として、また服の染色にも用いられてきました。ティーにすると、美しい澄んだ青の水色となり、レモン汁等を垂らすとピンクに変化する様子が注目され、近年人気を集めているハーブの一つです。

美容/健康に関するコラム

バタフライピーの花の美しい青色の正体は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという成分です。アントシアニンには、抗炎症作用、血行促進作用、抗酸化作用があり、疲れ目やむくみの緩和、アンチエイジング等の効果が期待できます。バタフライピーはティーにして楽しむのが一般的ですが、それ自体にはあまり味がないため、他のハーブとブレンドしたり、ハチミツ等の甘味を加えると美味しくいただけます。