ハーブ辞典

タマネギ(オニオン)

表示名称
タマネギ(オニオン)
学名
Allium cepa
和名
タマネギ
種別
ユリ科ネギ属
原産地
中央アジア(諸説あり)
利用部位
鱗茎
含有成分
糖質、硫化アリル、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、ケルセチン(外皮に含まれる)など

原産地は中央アジア、西アジアなどの説があります。古代エジプトでも栽培され、『旧約聖書』にも記述があります。日本への渡来は幕末で、栽培が始まったのは明治以降です。新タマネギの旬は4~5月ですが、夏から秋に収穫されたたまねぎは貯蔵され、春まで順次出荷されるため年中楽しむことができます。

美容/健康に関するコラム

切る時に涙を催す辛み成分は「硫化アリル」で、ビタミンB1の吸収を助け、血行を促し、新陳代謝を盛んにします。また、コレステロールの代謝を促し血液をサラサラにする効果があります。加熱すると甘味成分に変化するため、有効に摂取するには生食がおすすめです。また、外皮を煎じて飲むと、高血圧や動脈硬化の予防に役立つとされます。