ハーブ辞典

スイスチャード

表示名称
スイスチャード
学名
Beta vulgaris
和名
フダンソウ、フダンナ、イツモナ、ツネナ(他にも様々な地方名がある)
種別
アカザ科フダンソウ属
原産地
地中海沿岸~カスピ海・ペルシア
利用部位
含有成分
ポリフェノール(ベタレイン色素)、カルシウム、カリウム、マグネシウム、βカロテン、鉄、ビタミンE、ビタミンKなど
症状・目的

ビーツの仲間で、ヨーロッパの南西部からスウェーデンにいたる海岸地帯に自生するハマフダンソウの改良種といわれます。根は肥大せず、葉菜として利用されます。日本には17世紀後半に中国から伝わったとされ、年中絶えず葉が育ち季節を問わず利用できることから、フダンソウ(不断草)、イツモナ(いつも菜)、ツネナ(常菜)などと呼ばれます。葉は夏場にはホウレンソウの代用としておひたしなどに、赤や黄などのカラフルな葉柄はアスパラガスやセロリのように使います。

美容/健康に関するコラム

真冬以外はいつでも栽培、収穫が可能なので、畑や庭の彩りもかねて1~2株植えて利用してみてはいかがでしょうか。β-カロテンやカリウム、カルシウム、鉄などミネラルも豊富で、抗酸化作用や貧血予防、疲労回復や夏バテ防止に役立ちます。