免疫力アップ応援ブログ Vol.20
免疫力アップ応援ブログ Vol.20
こんにちは!
鈴木ハーブ研究所スタッフ栗橋です。
鈴木ハーブ研究所から、健やかな身体とお肌で毎日を穏やかに過ごしていただくための情報をお届けします。
今回のテーマは「唾液」です。
唾液は虫歯を予防したり、緊張すると口の中が乾いたりするなど私たちの体の健康や心身に関係しています。
しかし、普段は唾液について深く考えることは少ないと思います。
今回は、唾液がどのような働きをするのか考えながら、唾液と免疫力の関係をご紹介いたします。
ではまず、私たちの口の中には、一日どれくらいの唾液が流れていると思いますか?
①50~100㎖
②300~500㎖
③1.5~1.8ℓ
正解は③1.5~1.8ℓです!
想像以上に多くの唾液が流れていると思った方も多いのではないでしょうか。
ところが、ストレスや年齢の影響で唾液の量は減少することもあります。
唾液が減り、不快な口の乾きが長期間続く症状は「ドライマウス」といわれ、なんと国内に800万人の患者がいるといわれています。
このドライマウスになると、口臭や口内炎、食べ物が飲み込みづらくなるなどさまざまな症状を引き起こします。
唾液には味を伝えたり、消化を助けて胃を守ったりする働きがあります。唾液が少ないと胃に負担をかけてしまい、便秘や吹き出物、深刻になると味覚障害になってしまうこともあります。
さらに、唾液が不足してしまうと免疫力の低下や殺菌機能が落ちてしまい、その結果、風邪やインフルエンザなどの感染症や肺炎のリスクが増える恐れがあります。
このように、ドライマウスはさまざまな病気や体調不良の原因となるのです。
改めて、唾液の働きの大切さがよくわかりますね。
免疫力アップのために私たちができることは、唾液を増やすことです!
そこでみなさんに、心身の健康に欠かせない「唾液」を出やすくする日常生活のポイントをご紹介します。
唾液を出やすくするポイント3つ
1.噛みごたえのある食材を選ぶ
噛む回数を増やす食材は、食物繊維の多い根菜類のごぼうや海藻類、きのこ、筋線維のしっかりしている豚肉、乾物系のいわしの丸干しなどです。
いずれも調理の際には、噛みごたえがでるように、すぐに飲み込めない大きさに切ることもポイントです。
一口ずつ口に含み、食べ物本来のおいしさを引き出すつもりで、ゆっくりと味わいましょう。
私は意識してよく噛むようになってから、満腹感を感じやすくなるなど嬉しい効果も実感できました!
2.ガムを噛む
ガムを噛むことで唾液腺を刺激し、唾液を出しやすくできます。おすすめは、キシリトールが配合されているガムです。
歯の再石灰化や虫歯予防になる効果もあります。
1日に3〜4個噛むのがベストとされています。1口あたり10分以上噛むのがおすすめです。
3.お風呂でハミガキをする
お風呂でハミガキ!?と思った方もいらっしゃるのではと思いますが、
お湯につかって体を温めることで、質の良い唾液の分泌を促し、口内の細菌を殺菌して虫歯や歯周病を予防する効果があります。
ご自宅のお風呂でお試しください!
これまで鈴木ハーブ研究所では、免疫力アップにつながるさまざまな食材をご紹介してまいりました。
唾液を出すポイントを取り入れながら、健やかな生活のためにも毎日の食事の時間をお過ごしください。
最も大切なのは「おいしくリラックスして食べること」
食事は単なる栄養補給ではなく、心のバランスを整え、身体をリラックスするための大切な時間です。
黒酢納豆キムチについてはこちらをご覧ください。⇒免疫力アップ応援ブログ Vol.1
漬物について詳しくはこちらをご覧ください。⇒免疫力アップ応援ブログ Vol.15
トマトについて詳しくはこちらをご覧ください。⇒免疫力アップ応援ブログ Vol.11
鈴木ハーブ研究所はこれからも健やかな身体とお肌づくりを応援します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もお元気にお過ごしくださいね。