べたつきもカサカサも気になる、混合肌のケア方法
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べたつきもカサカサも気になる、混合肌のケア方法
肌のタイプというのはいろいろあって、代表的なものとしてはべたつきのあるオイリー肌とかさかさになりがちな乾燥肌が挙げられます。しかしながら、この両方を持ち合わせている混合肌も最近ではかなり多くなっているようです。
混合肌の特徴
- Tゾーンはべたつくのに、Uゾーンはかさかさ
- 季節によってべたついたり、乾燥したりする
- 皮脂が多く、顔がいつもテカる
こんな状態であれば、混合肌といえるでしょう。べたつきがありながらもかさかさするという悩ましい状態なのですが、実際に混合肌になると毎日のケアでも頭を抱えることになります。 ここではそういった混合肌の方のために、混合肌のケア方法についてご紹介していきたいと思います。混合肌の正しいケア方法がわかれば、混合肌も怖くはありません。
混合肌のケアで悩む人は多い
肌タイプは以下のようにいくつかに分けられますが、実際に、混合肌で悩んでいる方は多いものです。べたつきのある部分とかさかさな部分とがあるという方もいれば、同じ場所でもべたつきがあったりかさかさであったりという方もいるでしょう。
主な肌タイプ
- 普通肌
- 乾燥肌
- 脂性肌(オイリー肌)
- 敏感肌
- 混合肌
混合肌の方は、ケアでも悩まされてしまうのです。オイリー肌用のものと乾燥肌用のもののどちらを使えばいいのかで悩んでいる方も多いでしょう。いろいろと試しているうちに、肌の状態が悪くなってしまうということも。
混合肌の原因はインナードライ!?
混合肌の本質というのはいわゆるインナードライの状態である可能性が高いです。
インナードライとは?
肌の内側が乾燥してしまう状態。お肌の水分量が少なく、これ以上の水分蒸発を防ぐために、皮脂を分泌し、肌の表面がべたついた状態になります。
乾燥がひどければひどいほど、皮脂の分泌というのは過剰になります。その過剰に分泌された皮脂によってTゾーンなどにべたつきが出てくるのです。 しかも、皮脂が過剰に分泌されたところで肌に潤いが戻るわけではありません。そのため、べたつきも出るし、かさかさもするという状態になるのです。
混合肌だからこそ保湿を意識したケアを
基本的に混合肌の根本的な問題は、“乾燥”であることが多いものです。
混合肌のケアのポイント
- さっぱりしすぎる化粧水はNG
- 皮脂の取りすぎもNG
だからこそ、混合肌の方は保湿を意識したケアを実践していったほうがいいのです。べたつきが気になってオイリー肌用のサッパリ系のスキンケア用品を使う方や化粧水のみのケアをする方もいます。しかしながら、乾燥が問題なのですからこれでは逆効果です。
混合肌のケアのポイント
- セラミドなどの保湿成分を取りいれましょう
もちろん、オイルを使ったべたつくスキンケアをする必要はありません。それよりもとにかくスキンケアでは保湿を意識していきましょう。セラミドなどの保湿成分がたっぷりと含まれたものを選びましょう。保湿ができるようになって乾燥が改善してくれば、混合肌のお悩みともサヨナラできるでしょう。
まとめ
べたつきとかさかさが同時に起こる混合肌というのは、多くの方を悩ませているものです。
肌の表面が過剰に分泌された皮脂でオイリーになってしまうので、オイリー肌用のサッパリ系スキンケアを実践してしまう方が多いのですが、実は逆効果です。混合肌には乾燥肌向けのスキンケアのほうが向いているのです。肌の内側が乾燥している状態になっていると考えられますので、ケアをするのであれば保湿を意識していきましょう。
保湿成分がたっぷりと配合されているものを使ってケアをしていけば、肌の乾燥も改善され、混合肌も改善していくでしょう。